8.家づくりの現実と打ち手
昨今、住宅の価格は、 原材料費の上昇と税負担の上昇、 そして基本スペックの上昇によって、 上昇の一途を辿っています。 また、それに加えて、 インターネットやSNSの普及に伴い 追加オプションがどんどん加わり、 より家の価格が押し上げられて いっているのが現状です。...
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私たちが作り上げているのは未来です
昨今、住宅の価格は、 原材料費の上昇と税負担の上昇、 そして基本スペックの上昇によって、 上昇の一途を辿っています。 また、それに加えて、 インターネットやSNSの普及に伴い 追加オプションがどんどん加わり、 より家の価格が押し上げられて いっているのが現状です。...
家のコストを最も左右するのは家の面積ですが、 これは、みんなが出来るだけ広くつくりたいと思っている リビングダイニングキッチン(LDK)とて 決して例外ではありません。 つまり、リビングダイニングキッチンも 広くつくればつくるほど...
子ども部屋の広さは 6帖がスタンダードですが、 ここ最近は4帖半へと変わりつつあるようです。 実際、弊社も4帖半で 提案させていただくことが多いのですが、 2.6m×2.6mのこの空間に 置こうと思っているものが シングルベッドと学習机だとしたら...
住宅展示場に行くと、 リビングはもちろん、 寝室もかなりゆったりとつくられているし、 普通に建てられているお家でも、 寝室は子供部屋よりも広めにつくられるのが一般的です。 それゆえ、家を建てるにあたって いくつか家を見て回っているうちに、 「どのお家も、...
前回、土地に合わせて家を建て 無駄な余白をつくらないことが、 外溝工事の予算を大幅に狂わせないために必要だと お伝えさせていただきましたが、 とはいえ、これを実行するのは、 実はそう簡単なことではありません。 なぜなら、出来るだけ敷地いっぱいに 家を建てようと思えば、...
外構工事にかかるコストは、 建てる家や土地の状況によって 大きく異なるのですが、 その相関関係をよく理解してないまま 家づくりを進めてしまうと、 終盤で家づくりの予算が 大きく狂ってしまうことになります。 結果、泣く泣く貯金を切り崩すか、 親に泣きついて援助してもらうか、...
お子さんが小学校に上がる前後のタイミングで 多くの方が家を建てられますが、 この時、向き合って考えてもらいたいことが、 今後、どんな出費がどれくらい必要になるのか ということです。 それらを把握していないまま家づくりをしたら、 確実に予算をかけ過ぎてしまい、...
今や共働きはごく当たり前となっていますが、 共働きであることを前提としても、 毎月のローン返済額は ご主人の手取りの30%以内で抑えるべきだ というのが個人的な考え方です。 仮に手取りが 30万円だとしたら9万円以内、 25万円だとしたら7.5万円以内、...
一般的に北向きの土地は日当たりが悪いか あるいは悪そうなイメージから敬遠されがちです。 実際、下のずのような 南に隣接して2階建ての家が建っている場合、 日中、土地の半分ぐらいが 陰になっていることが多いのですが、 仮にあなたが、そんな土地に家を建てなければいけないとしたら...
僕を含めて建築会社は 基本的に南向きの土地をそれほど良いと 思っていないのですが、 その理由は大きく分けると2つあります。 こんにちは。 SIMPLENOTE 関富加スタジオ上原です。 まず、1つ目の理由が 防犯性とプライバシー性の確保が とっても難しいからです。...
土地を決める時は、 自分たちだけで判断すべきでもなければ、 不動産屋さんに相談すべきでもありません。 というのも、あなたも不動産屋さんも 建築のプロではないため、 その土地が予算的にも建築的にも いい土地かどうかがハッキリと分からないからです。 つまり、土地の良し悪しは、...
こんにちは。 SIMPLENOTE 関富加スタジオ上原です。 「土地は南向きでいい形にしたほうが良い」 「家は2階建てにして出来るだけ広くしたほうが良い」 これらの考え方は、 多くの方の家づくりのベースとなっているのですが、 この2つを採用すると、...
ここ最近お会いさせていただく方の多くが、 iDeCoやつみたてNISAに加入していたり、 あるいは加入のために 情報を集めていたりするのですが、 これから家づくりをする方は、 例外なく、この2つに加入することを 前向きに検討すべきだと思います。...
家はたとえ同じ面積でも 形によって価格が異なります。 また、縦横のバランスによっても価格が異なります。 例えば、工事面積が120㎡の平屋を建てる場合でも、 縦12m×横10mの家と 縦15m×横8mの家と 縦20m×横6mの家とでは、 壁の施工面積が異なることから、...
家づくりをするほとんどの方が、 玄関脇に大なり小なりの 土間収納(シューズクローゼット)をつくりますが、 そうするとやりたくなるのが、 土間収納から玄関ホールへと 通り抜ける動線づくりです。 家族が靴を脱ぎ履きする場所を 玄関と別にすることによって、...
個人的には収納の中は壁面を最大限に活用し 出来るだけ棚を設置すべきだと思っているのですが、 一方でリビングダイニングキッチンには、 備え付けの棚やテーブルなどを 出来るだけ設置して欲しくないと思っています。 理由は3つ。 1つは棚やカウンターをつくることで...
平成の30年間で、 実は物価が10%ほど上がり、 私たちが給料から天引きされている 社会保険などの費用も、 世帯平均で年間40万円ほど 負担が上がったと言われています。 そして、平成の30年間で 変わったこともう1つのことが、 いろんなものが薄型になったこと...
脱炭素の流れが加速することによって、 今後、確実に電気料金は上がっていく と言われています。 二酸化炭素の排出を下げるためには、 火力発電の比率を減らし、 再生可能エネルギーの比率を 増やさないといけないのですが、 そうなれば電気の製造コストが 高くなってしまうからです。...
家は持った方がいいと思うものの、 そこにかけるコストは よく考える必要があります。 理由は、目下の暮らしに ゆとりを持たせるためではなく、 不透明な将来に向けて 十分な準備をしていくためです。 前々回リアルな数字を当てはめて お伝えしたように、...
前回、お伝えしたように 家は絶対に持った方がいいものの、 出来る限り予算を圧縮し、 その浮いた資金を 今後の資産形成に回さないといけません。 また、家の費用を見直すとともに、 家づくりと同じタイミングで 見直すべき支出が「生命保険」です。 前回お伝えしたように、...