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執筆者の写真下之保木材

1.資産でもあり負債でもあるという観点

こんにちは。

SIMPLENOTE

関富加スタジオ上原です。


さて、今回は

車や家にお金を使い過ぎてはいけない

というお話をしていきたいと思います。



住宅会社がこのような話をすることに

違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

これから家を建てる会社勤めの方には

必ず知っておいていただきたい内容なので、

どうぞ最後までお付き合いください。

✔︎「いい車」には乗るべきではない?

ここで言う「いい車」とは、

外国車や国産車に限らず

値段が高い車のことを指すのですが、

これから家を建てる方は、所得が少々高かろうと

あるいは共働きで少々家計にゆとりがあろうと、

いい車に乗るべきではないというのが個人的な意見です。

理由は、社長や会社役員じゃない限り

車を購入する費用は、

自分の所得から出さないといけないからです。

(社長や会社役員は自分の所得からではなく、

会社のお金で車を購入します)

つまり、車にお金を使い過ぎると

その分、別のことにお金が使えなくなってしまう

ということですね。

また、車体費用だけじゃなく維持費としてかかる

ガソリン代も、保険代も、車検代も、修理代も全て、

社長や会社役員は全て会社の経費でまかなえますが、

そうじゃない方は、これらも全て当たり前のように

自腹で支払わなくてはいけません。

それゆえ家の次に高い固定費となる車には、

家同様にお金を掛け過ぎないことを

オススメしているというわけです。

とはいえ、いい車に乗っていることで

仕事のモチベーションが高まり、

結果、高いパフォーマンスをもたらしているという方も

少なからずいらっしゃるとは思うので、

一概にダメだとも言えないんですけどね。

しかし、社長や会社役員がいい車に乗るのと

そうじゃない方がいい車に乗るのとでは、

全然、意味合いが違うということだけは

覚えておいていただければと思います。

彼らは、自分自身の懐を痛めることなく

いい車に乗ることが出来るわけなので。

ちなみに、同じ車に10年乗るとしたら、

車体費用が600万円の車と300万円の車では、

300万円÷120ヶ月=毎月25,000円

自由に使えるお金が違ってくる

ということになりますよね?

✔︎お金に無知なままで家を建てない

多くの方が100歳まで生きるかもしれない

と言われている時代に突入したため、

老後資金問題はこれから深刻な問題となってきます。

その上、その前には

子供の大学進学という莫大な出費が

あなたを待ち構えています。


ゆえ、家を建てた後も、

家の維持管理費用はもちろん、

それに加えて進学資金と老後資金を

計画的に形成していかなくてはいけないのですが、

そのためにはお金に対する基礎的な知識を

つけるべきではないでしょうか。

家や車は、豊かな暮らしを送るために

大切なものであることに違いはありません。

しかし、違った視点から捉えると

これらは大切な資産ではあるものの、

これらそのものが直接的に

お金を生んでくれるわけではないという風にも

考えることが出来ます。

つまり「資産」であると同時に

「負債」でもあるということですね。

それゆえ、個人的には

可能な限り家や車にかけるお金を減らし、

その分、直接的にお金を増やしてくれる資産に

お金を投じるべきだと考えています。

つまり、比較的小さい金額から行える

「iDeCo」や「つみたてNISA」といった

積立投資を早いうちからすることによって

長期的にお金を増やしていくべきだということですね。

家は、建てると同時に

債務者にもしものことがあった時には

家の借金が帳消しになる生命保険がかかるし、

住宅ローン控除によって

多くの税金を還付してもらえるので、

建てるか建てないかで言うと、

絶対に建てるべきだと思います。

しかし、貯蓄や積立投資に回す余裕がなくなるほど、

家にお金を使い過ぎることは絶対に間違っています。


家や車にお金を使い過ぎてしまうと、

家をいい状態で維持していくためのメンテ費用や、

子供たちの教育資金、そして自らの老後資金に

確実にその皺寄せがやってくるでしょうしね。

なので、家づくりをきっかけに

お金の勉強も同時にしていただくことで、

車や家へのお金のかけ方について

今一度ご夫婦で話し合っていただければと思います。


それでは、、、



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