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執筆者の写真下之保木材

5.家に欠かせないお金の話

誰しもにとって

「家」は憧れの存在だと思いますが、

いざ購入に踏み切ろうとしたら、

漠然とした不安が押し寄せてくるのもまた、

共通したことではないでしょうか?















それゆえ、家づくりを

心から楽しめるようになるためにも、

まずこの漠然とした不安を

払拭しなければいけません。

こんにちは。

SIMPLENOTE

関富加スタジオ上原です。

では、今回からは

家づくりに関連するお金のことについて

お伝えしていきたいと思います。

とっても大事なお話です。

✔︎将来のことまで考えていますか?

家づくりで最も大切なことが、

今の状況だけじゃなく

将来のことまで考えた上で、

買わないといけない、ということです。

そうしておかないと、

家づくりにお金を掛け過ぎてしまい、

子供たちの教育や自分たちの老後に備えていく

余力がなくなってしまうからです。

なので、これに関しての

個人的な意見をお伝えさせていただこうと思います。

気の早い話ではありますが、

まずは老後資金についてからです。


豊かな老後を過ごすためには、

毎月35万円ほど必要と言われており、

今のうちから考えて計画していかないと

その確保が難しいかもしれないので、

勉強がてらお付き合いいただければと思います。


✔︎内容を知りプランを立てること

年金には国民年金と厚生年金から成る公的年金と、

厚生年金基金や確定拠出年金といった私的年金の

2つの種類が存在するのですが、

あなたが払っている年金が国民年金だけなのか、

それとも厚生年金も上乗せして払っているのか、

あるいは、さらに上積みして私的年金も払っているのか

によって将来受取れる金額は違ってきます。

また、公的年金は60歳から75歳までの間で、

いつからもらうのかを選ぶことが出来るのですが、

どのタイミングで受け取るかによっても、

支給される金額が大きく違ってきます。

65歳から国民年金を受け取る場合、

年間で約78万円ですが、

(20歳〜60歳までちゃんと払った場合です)

これを60歳から受け取るとしたら、

支給額が30%減ってしまうし、

逆に70歳から受け取るようにしたら、

支給額が42%増えるといった感じですね。

(75歳まで遅らせればさらに42%増えます)

そして、これらを踏まえた上で、

どのように働いていくのか、

どのように受け取るようにするのかを、

考えていかないといけません。

もちろん、これからは

奥さんもガッツリ働き、共働きで稼ぎ、

家事も育児も協力するという

スタイルが一番オススメです。

理由は、奥さんも厚生年金に加入出来れば、

年金の支給額が増えるからです。


かつ、夫婦そろって私的年金にも

加入した方がいいのですが、

その時に個人的にオススメなのが

iDeCoという個人型確定拠出年金です。

掛け金が全額所得控除の対象となるため、

年末調整でお金が返ってくるからです。


今の時代、銀行にお金を預けていても

全くお金が増えませんからね。

仮に毎月2万円を銀行に預けていった場合、

年間貯蓄額の24万円につく利息は、

わずか2円足らずですが、

これをiDeCoに預けていった場合、

返ってくる税金は所得税と住民税を合わせると、

年収にもよりますが、

一人当たり3.6万円ずつって感じでしょうか。


そんなこんなで、

こっちにお金を預けていった方が得というわけです。

(ちなみにiDeCoは60歳までお金が引き出せません)

そして、出来るだけ長く働くようにし、

出来れば公的年金の受け取りは

75歳から始めることをオススメします。

国民年金の支給額が84%も増えるからです。

つまり国民年金の支給額が、

約78万円×1.84倍×2人分=約287万円となり、

これに上乗せして支給される厚生年金まであれば、

それだけでやっていけそうだということですね。

今のうちからiDeCoを掛けておけば、

その分の上乗せ分だってありますしね。


これが僕のオススメプランなんでですが

いかがでしたか?


長く働くと考えると、

なんだかゾッとしますが、

人生100年時代と言われている今、

ぶっちゃけそんなに早くリタイアしても

暇を持て余すだけだと思います。


なので、出来るだけ長く働くことで、

小額ながらも稼いでいくことが

とっても大事なことだと思います。


とはいえ、いつまでも健康で働けるかどうかが

わからないので、iDeCo に加入することも大事だし、

もっと言うならば、出来ればお金が増える方法で

貯蓄していくことが大事なんですけどね。


では次回は、

子供たちの教育資金についてお伝えしつつ、

どのように家づくりの計画を立てればいいのか?

を考えていきたいと思います。

次回もお楽しみにー

それでは、、、

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