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執筆者の写真下之保木材

2.平屋の魅力 その4

洗濯にかかる時間や手間、

そして煩わしさを減らすためには、

干す → 取り込む → 片付ける

という一連の動作に伴う移動距離を

出来るだけ減らさなければいけません。

しかし、2階建てで家を建ててしまうと、

その距離は減るどころか、

逆に長くなってしまい、

時間や手間をくってしまいます。

1階の北につくる脱衣室から

2階の南につくるベランダまでという、

最も長い距離を移動することになるからです。















こんにちは。

SIMPLENOTE

関富加スタジオ川島です。

また、洗濯物の分量が増えるにつれ、

その回数も増えるため煩わしさが増すし、

なにより、上下階の往復が、

将来、大きな体の負担になってしまいます。

それゆえ、洗濯にかかる時間や手間、

そして煩わしさを減らすための工夫が必要です。

✔ワンフロアで全てを完結させる

干す → 取り込む → 片付ける

の一連の動作を減らすためには、

この作業全てをワンフロアで済ますことが

一番の解決ではないでしょうか?

つまり『平屋』がベストだ、

ということですね。

ただし、干している洗濯物が

周囲から丸見えになってしまうとか、

干す時や取り込む時に、

いちいち回り込まなくてはいけないでは、

決して良いとは言えません。

洗濯物が周囲から丸見えになれば、

せっかくキレイにつくったお家に

生活感が漂うことになるし、

景観を乱してしまう一番の要因となるからです。

また、丸見えの場所に干すということは、

人目につく場所で干すということなので、

見た目にも気を使いながら

この作業をせざるを得なくなってしまうし、

オープンな場所で干すがゆえに、

洗濯物が飛ばされてしまう可能性も高くなるからです。

なにより、洗濯物を見れば、

家族構成や職業などが分かってしまうので、

防犯的にも良いとは言えませんしね。

回り込むことによって

移動距離が長くなってしまうのも、

結局は時間と手間を食うことになるし、

それが毎日となれば、

なおのこと煩わしく感じてしまいますしね。

✔秘訣は洗濯干場をどこにつくるか?

洗濯作業の時間と手間、

そして煩わしさを軽減する一番の秘訣は、

『平屋』にすることなのですが、

その際に考えなければいけないことが、

“干場をどこにどのようにつくるのか?”

ということです。

丸見えにならないようにしつつ、

干すのも取り込むのも短い動線で実現し、

かつ片付ける場所となる収納までの距離も近くする、

これが、ストレスフリーで洗濯をするためには、

欠かせない要素となります。

しかし、これが実現出来れば、

干すために移動する距離もわずか数歩、

取り込むために移動する距離もわずか数歩、

かつ、片付けるために移動する距離もわずか数歩、

で洗濯をすることが出来るようになります。

また、人目につかない場所で干すことが出来れば、

時間や見た目を気にする必要もないし、

洗濯物が飛ばされる心配もありません。

なにより、生活感も出ないし、

美しい景観を乱すこともないし、

家族構成も分からないため、

防犯的にも優れた住まいが出来上がります。

ということで、家づくりをする時には、

こういった点にも配慮しながら、

間取りを考えるようにしていただければと思います。

では、次回もまた、

平屋の魅力について違った視点から

お伝えしていきたいと思います。

それでは、、、

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