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執筆者の写真下之保木材

3.豊かな気持ちで暮らせる住まい



室内を光に満ちた明るい空間にするためには、

窓から光を安定的に採り込むことと、

その光を家全体にまんべんなく届けるための

工夫が必要となります。

そして、そのためには、

まずは、カーテンを閉めなくてもいい窓をつくること、

次に、窓から入ってくる光が家全体に広がるように、

室内仕上げをしていかなければいけません。

こんにちは。

SIMPLENOTE

関富加スタジオ川島です。

では、カーテンを閉めなくてもいい窓をつくるためには、

どうすればいいのかと言うと、

そうしたい窓を、外から丸見えの窓にしないようにすることです。

カーテンを閉める一番の原因が「外からの視線」だからです。

(もちろん、室内からは外が見えるようにしながらです)


また、直射光が入ってき過ぎることも、

カーテンを閉めてしまう原因となることから、

直射光の採り込み方にも工夫する必要があります。

眩しすぎる光はテレビが見にくくなる原因にもなるし、

床や家具などの痛みの原因にもなりますからね。

さらに、ガラスにも一工夫を加えると、

室内がもっともっと明るく生まれ変わります。

意匠性も高く、かつカーテンを閉める必要がない

透明でもなく、かつスリでもないガラスを使用することによって。

このように、以上の3つのコトに留意して

窓をつくることが出来れば、

無駄にたくさん窓をつくらずとも、

たくさんの光が室内に入ってくるようになります。

窓の本数が減れば、窓のコストもカット出来るし、

同時にカーテンにかかるコストもカット出来ますしね。

✔︎光を拡散するための工夫

次に、入ってきた光を

家全体に拡散させていくんですが、

そのために欠かせない1つ目の要素が、

『白』を内装のベースカラーにすることです。

白は光を拡散してくれるカラーだからです。

また、光に満ちた明るい空間にするためには、

天井にもしっかりと光が届くべきなので、

天井と同じ高さの室内ドアを使い、

かつ、天井と同じ高さの窓を使うことで、

より光が縦横満遍なく拡散していくようにします。

さらに、廊下をつくらないことも大切なことです。

廊下が出来れば、そこで光が遮断されやすいですからね。

光が閉ざされた場所を明るくしようと思えば、

余分に窓を設置しなくてはいけなくなり、

コストアップの原因にもなってしまいますしね。

以上の点に留意すれば、

暗くなりがちな天井付近や、

暗くなりがちな家の北側にまでもしっかりと光が届き、

一日中、家全体に安定した明るさを

もたらすことが出来るようになります。

きっと、自然の光に満ちた明るい空間は、

あなたに心地いい時間を与えてくれることでしょう。

また、光の動きによって

時間の流れや四季の移ろいが感じられることは、

あなたに心の豊かさをもたらしてくれることでしょう。

さらに、光に満ちた明るい空間は、

あなたの住まいの開放感を、

さらに増大させてくれることでしょう。

とうことで、

いつも自然が感じられる光に満ちた家にするためにも、

カーテンがなくても暮らせるような

間取りづくりを意識していただければと思います。

そして、豊かな心で暮らし続けることが出来る住まいを

是非つくってください!


それでは、、、


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